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(この記事は管理人の主観で書いています。正しくない可能性があります。ご了承の上、お読み下さい。)

先日、韓国の政治コラムを読んでいた際に『安倍自民党は来年失脚する』という予想が書かれていました。

内容としては、集団的自衛権の行使を含む安保法制で安倍政権の支持率が下がっている事から書かれたようでした。

韓国では、安倍首相は強い憎悪の対象です。安倍政権の登場は、韓国経済の低迷を招き、米中間でのジレンマが大きくなりましたから、韓国人にとって見たくも無い日本人でしょう。

安倍首相に対する憎しみは、本日予定されている安部談話で強まり、もし訪朝が実現すればピークに達するでしょう。



来年の夏に参議院選挙が行われます。この選挙で衆議院と参議院のねじれが大きくなり、安倍政権が失脚するのが韓国にとっての理想のようです。

左傾化した韓国では、親米保守の自民党より、左派の民主党・共産党・社民党政権を希望する声がかなりあります。

先日の鳩山元首相の韓国での土下座謝罪と『相手がいいと言うまで謝罪し続ける』発言で、『やはり民主党政権がいい』と韓国世論は思っているようです。

あの悪夢のような民主党政権3代では、日米関係が悪化し、韓国の高官は『日本の不幸は、韓国の幸福』と発言したこともありました。

日本に左派政権が生まれ、中国と韓国の言いなりになるのが韓国にとって最も望ましい状態なのは理解できます。



しかし、安保法制による支持率低下で、『日本人は安倍の危険性に気が付いた。徴兵されるから怖がっているんだ』という韓国人の予測は大きな誤りでしょう。

韓国人はどんな時でも韓国人であるという主観を離れる事が出来ず、希望的観測をしがちで、落胆する結果になればまた後頭部を殴られたと言い出すでしょう。

来年の参議院選挙から、18歳の投票権が開始されます。

左派はこの点を既に活用しようと、SEALDsのような大学生や高校生の取り込みに躍起になっています。

これは投票権を得た若者に熟考させる事無く、ムーブメントとして左派を支持させ、投票させたいという動きでしょう。



もし今日、参議院選挙が行われれば、確かに自民党敗北はありえない話ではないでしょう。

ですが選挙は来年の夏です。自民党総裁選では安倍首相が再選されるでしょうし、訪朝が実現し、拉致問題が解決に近づけば支持率は大きく回復するでしょう。

仮に、来年の夏までに安倍政権の支持率が回復しなかったとしても、自民党が敗れない方法はあると思います。

もし私が安倍首相で、来年の夏、支持率回復に苦しんでいれば、衆議院を解散するでしょう。

参議院選挙で、自民党が破れる可能性がある・・と言われるのは、参議院選挙が衆議院に比べ、国政に対する影響力が低いからです。



国政には影響しないが、衆議院に対してのブレーキとして活用するわけです。

ですが、衆議院を解散し、衆参ダブル選挙になった場合、国民は野党を選択するでしょうか?

円高・株式低迷に苦しみ、日米同盟が危機的になった民主党政権を再び選ぶでしょうか?

衆参ダブル選挙になれば、安倍政権は国民に対して究極の選択を迫る事が可能です。

『あなたは、自民・安倍政権を望むのか?それとも民主・岡田政権を望むのか?』と。



この質問を聞かれて、民主党を選ぶ日本人は少ないでしょう。

安倍政権の支持率が低下した状態でさえ、左派政党の支持率は上昇していません。

もし来年の夏、衆参ダブル選挙になった場合に民主党・共産党・社民党に投票する人物がいれば、生粋の左派か、記憶能力を欠いた人物でしょう。

第一次政権で辛酸を舐めた安倍政権は、以前とは比べられないほど強かになったと思います。

安保法制が通過すれば、安倍政権の仕事は、後継者の育成となるでしょう。中川昭一氏の夭逝が惜しまれます。







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