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(この記事は管理人の主観で書いています。正しくない可能性があります。ご了承の上、お読み下さい。)

例えば・・電車やレストランや遊園地で、お客同士が些細なトラブルで衝突する事があります。

『私が先に並んでいた』、『こんな所で大声で話すな』、『妊婦さんに譲ってあげなよ』、いろいろありますよね。

当事者になって注意する事もあれば、トラブルを間近に見て驚く事もあります。

近くで見ていたとしても、よほど注意深く見ていなければ、当事者間の行き違いに気が付かない事もあります。



ある迷惑な人物Aさんがいたとして・・それを見かねたBさんが注意をします。

Aさんは『お前に関係ないだろ』と言い返し、興奮して大声を上げ始めます。

Bさんも注意した手前、引っ込みがつかず、大声で言い返す。

『うるさいんだよ』、『お前こそうるさい』、『馬鹿野郎、死にたいのか』、『なんだと、この野郎』

人が集まる場所なら、いつ起きてもおかしくありません。



さて・・Aさんの行為が本当に迷惑と仮定して、注意したBさんが正論と仮定しましょう。

でも2人は怒鳴りあっています。たくさんの人が見ている場所で、女性や子供やお年よりもいる場所で。

電車なら車掌が呼ばれ、レストランなら店員が飛んできて、遊園地なら係員が頭を抱えます。

あなたは第三者として、AさんとBさんの衝突を見ています。2人とも他人ですから人柄なんて知りません。

場合によっては衝突の最初の部分には気が付かず、大事になってから初めて気が付いた人の方が多いはずです。



野次馬として彼らを見ていて、おそらくBさんが正しいと言う事はわかります。

しかし、Bさんも興奮してしまって周りが見えず『おまえ、やる気か!喧嘩なら買うぞ、クソ野郎!』と怒鳴ってしまっている。

あなたなら、Bさんに賛同しますか?私は多分しません。公衆の面前で口汚く罵っている人に賛同しづらいものです。

何故なら不愉快だから・・。どんなに正しくても不愉快なものは、人の心を動かすのが難しい。下手をすれば『2人とも他所に行って喧嘩してくれ』と思うはずです。

人の心を動かすなら、愉快なものか、人が感情移入しやすい立場を演出する必要があります。



AさんとBさんの構図はいろいろ考えられます。

日本と韓国、しばき隊と在特会、朝日新聞とネット右翼、自民党と共産党・民主党、パク・クネ大統領と安倍首相。いろいろあります。

喧嘩する2人を見守る野次馬は、世論です。世論は、正しさの他にも感情移入にも左右されます。

衝突する2人は、それぞれ相手に勝とうと考えてしまいます。しかし、それはちょっと違うと思います。

正しい意見が周囲の賛同を得られるとは限りません。正しい意見なのに批判される事も珍しくはありません。



肝心なのは賛同を得る事と思います。多数派工作と言い換えても良いでしょう。多数派工作こそ政治や世論の本質です。

一番望ましい終わり方は、迷惑なAさんに対して、Bさんが周りが笑ってしまうようなユニークな切り返しで野次馬を味方につけてしまう事です。例えるなら、はすみ氏のイラストでしょう。

しかし、それはなかなか難しい。次に望ましいのは、注意したBさんが周囲を味方につける演出をする事と思います。

怒鳴りまくり暴力にエスカレートしそうな状況を煽り、Bさんが一方的な被害者に見えてしまう構図を作り上げる事です。

出来れば、Aさんが興奮して、おとなしそうに見えるBさんに殴りかかれば最高の状況です。みんなが見ていますから。



殴られて倒れたBさんが、周囲の野次馬の撮影するシャッター音を聞きながら、地面に伏せながらニヤリとしていても誰も気が付きません。

殴られる前にBさんが、Aさんに対してとても挑発的に『殴れるのか、臆病者。殴ってみろ』と、Aさんにしか聞こえない小声で囁いていても周囲には聞こえません。

Aさんが『挑発された』と言っても、暴力を振るったAさんには証明できないし、周囲も信用しないでしょう。

わざと殴らせ、周囲の同情を引いたBさんもなかなかの曲者ですが、周囲の野次馬にはわかりません。

皆さんが目撃したトラブルは『乱暴者のAさんが、注意したBさんを殴り、Aさんが周囲の全員から批判される』という状況で終わるでしょう。



もしあなたや私がBさんの立場なら、周囲に聞こえる声でAさんを罵るのは非常に望ましくありません。

反論するなら、周囲が気の毒と感じてしまうような声色で、論理的な必要があります。

Aさんを罵るなら、周囲に聞こえず、絶対に記録に残らないと確信できる状況でなければなりません。

記録に残り、周囲の人にも聞こえてしまえば『どっちもどっちだ。どちらも迷惑だ』と言われてしまいます。

BさんはAさんに対して話しつつ、本当に話しているのは周囲の野次馬です。常にそれを念頭に置くべきです。



何故なら世論や政治は、常に多数派工作そのものだからです。賛同されない正論は無意味でしょう。

議論の本質は、相手に勝つことではなく、周囲の賛同を得て味方にしてしまう事です。観客の賛同さえ得てしまえば、後は周囲が進めていくはずです。

口論は動画に記録され、ネットの記事やコメントは、コピーされ永遠に残ります。

口に出す言葉は、計算ずくの演出に基づいたものでなければなりません。口汚い感情の吐露であってはならず、もしそうならいつか付け込まれるでしょう。

何が言いたいのかって?書かずにおきましょう。記録に残りますから・・。







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