(この記事は管理人の主観で書いています。正しくない可能性があります。ご了承の上、お読み下さい。)
民進党代表である蓮舫氏が、国籍を発表するそうだ。いわゆる台湾籍との二重国籍問題。
蓮舫氏は昨年9月に、台湾籍が残っていることが判明し、代表就任後に国籍選択届を都内の区役所に提出したと説明していた。
蓮舫氏の国籍公表の報道に対し、左派系の議員や活動家などから『国籍を公表するな』という左派同士の批判が起きている。
憲法を見ると第44条に『両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない』とある。
国会議員の定義に国籍条項は無いが、被選挙権を行使するのだから日本国籍が必要となる。
被選挙権の行使に、国籍が必要でなければ極端な話、キム・ジョンウンが立候補しても当選が可能になる。
今回の蓮舫氏の2重国籍問題は、根源を見れば2重国籍の法解釈を突いた点と言えるだろう。
2重国籍は無い事になっているが、現実にはありうる・・と言う事だ。
現在は蓮舫氏が批判を受けているが、本来は法の穴を批判し、すぐさまその穴を塞ぐべきだ。
実際には公職選挙法に国籍条項を付け加えれば良いだろう。
そういった意味では、蓮舫氏を批判するよりも公職選挙法の不備を批判し、速やかな改正を行う必要がある。
法改正しない限り、問題は解決しない。何故なら2重国籍の国会議員が蓮舫氏だけとは限らないからだ。
国会議員の大きな役割の一つは立法・・法律を立案決議する事だが、2重国籍を認めれば、問題がある。
日本国籍を持ちながら、外国籍を持つ人間が日本の法律を立案決議できる事になる。
極端な話、50年100年先を見据えた国家があれば、この法の穴を突いて国会を抑える事も出来るだろう。
更に今の国会議員の面子を見ると、移民一世の被選挙権行使も検討する必要がある。
俳優のアーノルド・シュワルツネッガー氏は、オーストリアからアメリカに帰化した帰化市民。
ご存知のようにカリフォルニアの知事に当選し、知事となったが、大統領には絶対になれない。
アメリカ憲法、第2章・執行部・第5項には、こう記述されている。
『出生により合衆国市民である者、または、この憲法の成立時に合衆国市民である者でなけれ ば、大統領の職に就くことはできない』
アメリカで生まれなかったシュワルツネッガー氏は、この項目で大統領を諦めるしかなかった。
さて蓮舫氏だが、最大野党・民進党の代表である。自民党が下野する事になれば、蓮舫氏が総理大臣になる可能性が高い。
2重国籍が問題になっていなかった場合、台湾籍または中国籍の人物が日本の最高権力者となり、自衛隊最高司令官になっていた可能性がある。
日本に対する外部からの武力攻撃が発生した事態が発生した時、防衛出動を命じる権限があるのは内閣総理大臣。
『仮に』中国軍が尖閣諸島や沖縄に上陸を試みた時、『仮に』民進党が与党で、『仮に』蓮舫氏が首相であったとして『防衛出動の必要なし』と判断する可能性も無くは無い。
首相が命じない限り、防衛大臣は防衛出動待機命令さえ出せない。
また日米安保の10条にしても、日本側が日米同盟破棄を通告すれば1年後には同盟は破棄される。
選挙協力している民進党・共産党が多数の与党になれば、これも無い話ではない。
民進党に投票する人たちは『蓮舫氏が自衛隊最高指揮官になる可能性』に投票する事を、理解しているか甚だ疑問である。
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