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(この記事は管理人の主観で書いています。正しくない可能性があります。ご了承の上、お読み下さい。)

左派の主張を見ていると、左派とはなんとロマンチストな人々だろうと感じる。

本来ならば左派は理想主義者、保守は現実主義者といえるでしょう。左派が孟子の性善説なら、保守は荀子の性悪説とも言えるでしょう。

もしこの両者が、健全な議論をすれば、それなりに世界は改善する可能性もあるでしょう。

しかし、残念ながら日本には正しい意味での左派は存在せず、保守と対立構造にあるのは『左派の仮面をかぶった売国的存在』のみです。



私は今までの人生で『共産主義で日本を強く成長させ、必要な軍備で日本を守り抜こう』と言う意見の左派と会った事がありません。

日本の左派は『日本は帝国主義の悪い国。自民党はアメリカの傀儡。中国・韓国に謝罪賠償して、自衛隊と天皇制を解体しよう』という日本弱体化論者以外の何者でもありません。

先日、中核派出身の民主党幹事長の枝野が、共産党主導のデモに参加していたのも、日本弱体化という目標の為でしょう。

この民主党・共産党・社民党・山本太郎は、現在の安保法制に強く反対しています。

これは日米同盟・集団的自衛行使により、『左派の本店である中国にとって日本に侵攻する際に大きな障害になる』と判断している事は間違いありません。



テレビ東京では中核派として紹介された女性が、TBSでは将来を不安視する女性として紹介されていましたが、これも左派マスコミによる世論誘導と言えるでしょう。

テレビ東京のインタビューでは『革命の為なら政府や国の人間を殺す事も容認しますか』と言う問いに『倒すか倒されるかです』と答えた女性が、TBSでは『この社会がどうなっていくのか不安』と答えているのですから、おかしな話です。

さて今回の安保法制では、左派政党は『戦争に巻き込まれる。若者を戦地に送るな。徴兵制だ』と繰り返し宣伝し、学生デモに隠れた中核派などを支援・支持しています。

国会前では『戦争反対』とプラカードを持って、誇らしげに騒いでいますが、彼らは中国の南シナ海進出などには一切抗議しません。

それはそうでしょう。何故なら彼らは中国による日本侵攻実現を待ち望んでいるのですから・・・。



彼らは『戦争反対』と叫びます。イラク・アフガン戦争の時にも同様の意見はありました。

当時私と議論した学生で『戦争絶対反対。自衛隊反対。米軍反対』という意見の持ち主がいました。

私は『では、もし中国に侵攻されて、目の前であなたの恋人が強姦されたらどうするのか』と質問しました。

彼は『たとえ恋人が強姦されても戦わない。強姦を止めるように命をかけて説得する。恋人が殺されても戦わない』と答え、周囲を呆れさせたのを覚えています。

韓国の左傾化教育も相当なものですが、日本の日教組も彼の答えを聞けば『我々の成果だ』と喜ぶ事でしょう。



彼の意見としては『自衛隊を解体し、米軍基地を追い出し、非武装になれば平和になる。軍備があるから戦争になる』と言う事でした。

彼はよほどの愚か者か、よほどのロマンチスト、そしておそらくその両者でしょう。ただ残念な事に現実世界に対応していません。

当時彼と話した際に、私は戦争を火事に例えました。

誰も戦争を望まないし、誰も火事を望みません。彼も同意しました。

『では火災反対・火の用心と叫んだら、消防署は必要ないのか?火災警報機や消火器は?』と質問しましたが、彼は答えません。



『火災の一番多い原因はなにか知っているか』と質問しても、答えません。

『火災の原因第一位は放火だよ。放火はどんなに注意しても、望まなくても起きる。防ぐ為には消防システムと通報システムを充実するしかない』と伝えました。

『君の家から消火器を取り外し、火災感知器を取り去り、火の用心と叫んだとして、放火はどうやって防ぐのか』と質問しました。

彼は『みんなでパトロールすればいいだろう』と答えます。

『では君は消防署を廃止して、そのかわりに君や住民が毎晩数時間パトロールに出てくれと言われたら賛成するのか』と質問すると、それには答えません。



私が矢継ぎ早に意地悪な質問をし続けると、彼は消防署の例えを放棄して突然『コスタリカには軍隊がない』と言い始めます。

ところが残念な事に、私は以前も書いたようにコスタリカ在住経験があります。

『たしかにコスタリカに軍隊はないが、警察の予算はニカラグアの軍事予算の4倍。イラク戦争も支持してる』

『コスタリカにはMS13という武装ギャングもいるし、警官はショットガンやアサルトライフル・機関銃を肩から下げて軍隊並みなんだけど』

お互いに意地になり、意地悪な質問でやり込めてしまい、彼も『とにかく暴力反対。戦争反対。話し合えばわかる』と言い続けるだけです。



『じゃあ、こうしよう。君の意見はわかった。そしたら今から知り合いのヤクザ紹介するから、今から暴力的なヤクザを辞めるように説得してくれ。もし出来たら君の意見に全面的に賛成するから』と言い、連れ出そうとしますが応じません。

『中国兵が来ても暴力反対で話し合うなら、日本のヤクザくらい簡単に説得できるでしょ。暴力反対って言えば彼もヤクザ辞めるかも』と言っても『嫌だ』の一点張りでした。

今思えば、随分と子供っぽい事をしたな・・と思いますが、話の本質はそんなに間違っていないと思います。

火の用心を徹底しても放火は防げないし、消防署も消火器も必要なはずです。

消火器が無くても、消防署が無くても、警察が無くても、軍隊が無くても、それで平和に暮せれば、最高でしょう。



しかし、現実には消防署や警察があっても、放火は防げていません。ただし最小の被害で食い止める効果はあるのは確実です。

同じように戦争を放棄しても、他の国が戦争放棄するわけではありませんし、備えを放棄する事でチャンスと見る国があると考えた方が現実的です。

平和な日本の中で言葉遊びのように平和を訴えていても、1日1ドルで暮す貧しい国の人々は減りませんし、奪ってでも豊かな暮らしをしたい人も出てくるはずです。

身近な暴力でさえ説得も出来ない状況で、軍備反対と言うのは愚かとしか言えないでしょう。

もっとも日本の左派の戦争反対は、『中国に対する日本の抵抗反対』なだけですけどね。







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