(この記事は管理人の主観で書いています。正しくない可能性があります。ご了承の上、お読み下さい。)
今年9月に『何故アフィリエイトは非難されるのか』という記事を書きました。
私は10年以上前から、アフィリエイトをしています。このサイトではしていません。主な理由はアクセスが少ないからです。
アクセスが少ないと言っても、1日1500人位の方が来てくれて、つたない文章を読んで下さっています。ありがとうございます。
しかし、この1500人と言う読者数は、アフィリエイト目線で考えると非常に少ない数字なのです。
『何故アフィリエイトは非難されるのか』を書いてから、他のブログのコメント欄で、議論をしているのを見ました。
アフィリエイトを批判し『金儲けの為に韓国を叩いている』という人と、『それだけとは言えない』という方の議論でした。
『それだけとは言えない』という方は、私の記事を説明に使っていました。
今回は、アフィリエイトについて掘り下げて見たいと思います。
韓国ネタを期待していた方には、申し訳ないです。
まずアフィリエイトについて整理します。
・アフィリエイトとは、ブログやウェブサイトに広告を載せ、訪問者が商品を購入した際に商品価格の1%程度を報酬として得るシステム。
・初期投資が必要無く、または低く、専門知識が無くても、始める事が可能。ただし始める事と順調な運営はまるで別物。
・広告をクリックすると、1ヶ月間自分経由でモールに訪問したと言う痕跡・クッキーが訪問者のPCに残り、1ヶ月以内にモールで買い物されればその価格の1%が報酬になる。買われなければ当然0。
・しかし、翌日に他のサイトで広告をクリックされれば、クッキーは上書きされ、報酬は入らなくなる。
・アフィリエイトで得られる報酬の目安は、訪問者数×広告をクリックする率1-2%×クリックした人の中から実際に買う率2-3%×商品価格の1%。
上の公式のポイントは2つです。訪問者数と広告をクリックする率の2つが重要です。どちらかか両方を増やさなければ、成功はありません。
訪問者かクリック率を上げれば、20-40代の7割は、楽天やamazonを利用しており、1ヶ月以内に何かを買う確立は高いからです。それにサイト管理者が上げられるのは、この2つの数字しかありません。
そこで以前書いたように、質を上げるか、サイトの数を増やすかという選択を迫られる事になります。
サイトの質を上げると言うのは、更新頻度を上げて、訪問者に役立つサイトになる事を意味します。
1日に何回も更新し、常に訪問者を呼び込む事が必要です。先ほどのクッキーを最新に保ったり、他のサイトに上書きされたものを取り戻す為です。
しかし、質を上げると言うのは大変難しいものです。
1日に何回も更新するのは大変ですし、それだけの専門知識があるか、ブログテーマに対する熱意が必要になります。
大抵の人には、これがかなりの難関です。よく批判されるように収益を上げるには1日に数万~数十万のアクセスが必要です。
クリック率や成約率の低さを見れば、訪問者がそれだけいないと難しいのがわかると思います。
たとえば、あなたが好きなテーマのブログを開設するとして、1日に数万~数十万呼べるでしょうか。難しいとわかりますよね。
サイトの数を増やすと言うのも、初心者にはかなり困難です。
10個前後のサイトなら週1回の更新なら出来るかもしれませんが、100個なら・・1000個なら・・普通の方には難しい事です。
アフィリエイトに注力している人は、専門のプログラムを作り、ブログ開設や記事投稿も自動化しています。このサイトのメインサイトも自動化で、全ページの更新日時を最新に保っています。
ネットを専門としていない方には、越えるのがかなり難しいハードルです。
これらがアフィリエイトが難関と言われる所以です。
アフィリエイトを始めた人の95%は1ヶ月の報酬が1000円以下と言われます。
一番多い失敗は、ブログを開設しても、ある日は映画について書き、次の日は料理について書き、その次は旅行について書き、広告だけ貼るタイプの方です。
これでは、専門性が無く訪問者が続かず、手間だけかけて失敗する例です。
一番いいのは、『この知識だけは誰にも負けない』とか、『このテーマが好きで追求したい』という思いで続けられる●●馬鹿専門サイトです。
それが野球馬鹿であれ、釣り馬鹿であれ、スイーツ馬鹿であれ、専門的になればどんなジャンルでも必ずニーズがあるんですね。
乱暴な言い方をすれば、個人でアフィリエイトを成功させるなら、異様に特化した熱意か知識のある方か、膨大な作業量と専門知識を苦にせず時間を投下出来る方のどちらかになります。
誰にも負けない熱意があるか、人がテレビを見てビールを飲む時間全てを投入する覚悟が無いと、難しいと思います。
この2パターンに当てはまらないのであれば、内職やアルバイトのほうがお金になります。
韓国関連のサイトで言えば、有名な翻訳サイトは『翻訳でき韓国に精通している』というジャンルに特化しています。だからこそ1日に50万アクセスと言う数字を叩き出しているんですね。
反面、翻訳サイトはコンテンツが続かないと言う穴を、翻訳元で埋めているという欠点もあります。ここが批判される可能性はあるでしょう。
しかし、よくある『楽してアフィリエイトで稼いで・・』と言う批判は、あまり正しいとは言えません。
余程の熱意と知識があるか、余暇の全てを投入する覚悟が無いと、先ほどの質か量かという壁は超えられません。もうホントに無理なんです。
このサイトで言うならほぼ毎日更新して、オリジナルの文章中心で書き続けても、訪問者は1500人です。1年半の今までの訪問者全てを合計しても30万人です。
1日に50万人集める翻訳サイトを続けるのが、どれほどに凄い事なのかは、サイトを運営している人ならわかると思います。半端な事ではないのです。
このサイトではアフィリエイトをしていませんが、アフィリエイト批判を目にするたびに『ならばあなたは同じ事が出来るのか』と聞きたくなってしまいます。
|