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(この記事は管理人の主観で書いています。正しくない可能性があります。ご了承の上、お読み下さい。)

民主党が政権交代を起こした衆議院選挙の際、勤めていた会社で昼休みに『どこに投票するか』と話になった事がありました。

私としては『自民党以外投票できる党が無い』という意見でしたが、殆どの人とは違っていました。

上司も民主党、同僚も民主党、パートのおば様たちも民主党という答えでした。

話を聞いても、『これが民主党に投票する理由』というものは聞くことが出来ず、漠然とした期待感を感じました。



パートのおば様に『何で自民党に入れるの?』と聞かれ、今後の東アジアの展望を少しだけ話したのですが・・・。

その時の彼女の受け答えが、私には衝撃でした。『戦争になると思ってるの?』と聞かれたからです。

おば様にしたら、『今まで戦争になってないんだから今後もなるはずが無い。攻めてこないのに準備するなんて、戦争をしたいのかしら』程度の認識だったのかもしれません。

おば様は選挙の話にすぐ飽きて、人気ドラマのありもしない恋愛話に熱中し始めました。

日本の為に走り回る政治家も、このおば様も、選挙では同じ1票しか持ちません。



おそらくおば様は、シーレーンと言う言葉も、第一列島線という言葉もご存じなかったかもしれません。無理もありません。

戦争になったら・・シーレーンが封鎖されたら・・という事を考える事も無いでしょう。

もちろん、そんな事を考えなくて済む時代は幸せな時代だと思います。

しかし『そんな事は起きるはずが無い』と目をそむけたり、考えもしなくても、外の状況は変化し続けます。

おそらく、こういった『そんな事は起きるはずが無い』と考えている方のほうが多数派でしょう。



政治色の強い人から見れば危機感が薄いように見え、おば様から見れば『戦争なんて起きないに決まってる』という印象かもしれません。

そのおば様に一度質問をしたことがあります。

『本音を言えば、自分と子供さえ無事で幸せならなら、他はどうでも良いでしょ?』と聞くと、『まぁ本音はそうね』と答えてくれました。

こういった意見の持ち主には、直接的な危機感が有効でしょう。自分や子供の直接的利益が脅かされる・・というような。

左翼が行う『子供が戦争に行かされる』というアジテーションは、こういった層にはかなり有効だと思います。



こういった中間層を安定した保守層に取り込む為には、余程の事態が必要でしょう。

それはかつての黒船来航や、浅間山荘事件のような日本の潮目が変わる危機感を突きつけるものでなければ、中間層には届かないかもしれません。

どじょうと豆腐を鍋に入れ、常温から火をつけると、どじょうは暴れる事無く、熱さを避ける為に豆腐に潜り込み、そのまま調理されてしまうと言います。

もし煮立った豆腐鍋に生きたまま投げ入れれば、どじょうも命の危機を悟り全力で暴れるはずです。

危機感に背を向けて豆腐の中に潜って死ぬか、それとも今から備えるか、この夏の選挙はその分かれ目かもしれません。







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